ふくしまの食 相談センター

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2025/06/03

ふくしまの食相談センター メールマガジンVol.31

【お知らせ】:第1回 福島第一原子力発電所視察会のご案内

【今月のテーマ】:「第3回 高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから」を開催しました。

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【第1回 福島第一原子力発電所視察会のご案内】

2025年7月4日(金)「福島第一原子力発電所」 視察会を行います。今回は3時間半のスタンダードコースで、処理水の海洋放出が始まる中、5号機6号機前のグリーンデッキにも降車し、処理水放出の説明を受ける予定です。

視察会の案内書はこちら

旅程表はこちら

詳しくは上記資料をご覧ください。参加を希望される方は、fukushima@zenso.or.jpまで、氏名、ご所属、電話番号を添えてお申込みください。(締め切り:6月8日)

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「第3回 高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから」を開催しました。

2025年3月15日(土)、東京都渋谷区「国立オリンピック記念青少年総合センター」にて「第3回 高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから」を開催しました。

東日本大震災から14年たちましたが、福島県内の高校生が地域の未来に向けた様々な探求学習や取組みを行っています。また、首都圏の高校や大学もフィールドワークなどを取り入れた福島の課題解決への取組みや復興に向けた学習・研究活動を行っています。

ふくしまの食相談センターでは、そのような次世代を担う若い方々と世代や地域を超えた交流や意見交換をすることにより、福島県の現状を知り、復興についてともに考える場を毎年設けています。

今回は福島県内の高校から5校、東京都内の高校から2校、そして東京都内の3大学をお招きして、①高校生による学習発表会、②会場全体での意見交換会、③ポスターセッションによる交流を行いました。参加者数約120名、充実した発表や活発な意見交換に引き込まれ、「ふくしまの今とこれから」について改めて考える貴重な機会となりました。

【1】学習発表会では、アプローチの仕方はそれぞれですが、福島県内の高校生の発表からは現地に居住している高校生ならではの着眼点、地域を見つめる真剣な眼差し、未来に向けての発信力を改めて感じましたし、都内の高校生の発表からは調査や現地での学びを通して考察を深めようとする姿勢が伝わってきました。

【2】意見交換会では、初めに環境再生プラザの安藤宏氏による、学習発表を基にした5つの論点整理がされました。その中から①除去土壌の再生利用と最終処分、②ふくしまの食の魅力の発信と農産物の六次化、③我が国の将来的なエネルギー政策のテーマについて、活発な意見交換が行われました。

会場ではメディア関係者の方、高校や大学の先生や参加校のOBの大学生、原子力が専門の大学生、そして地元の企業の方からの発言も相次ぎました。参加校の皆様の深い探求に基づいた明確なメッセージが、いろいろな立場の方にしっかり届いた結果だと思います。会場は白熱した議論で熱気に包まれ、交流する力の大きさを見せつけられました。

【3】ポスターセッションでは参加校すべてがポスター展示を行い、各ブースを多くの参加者の方々が訪れました。展示内容の説明に熱心に耳を傾けている人、質疑応答で盛り上がっているブース、楽しそうに交流する人々など、大きなエネルギーの渦に巻かれたまま閉会となりました。

気づいたら私たちも大きな感動に包まれ、このような交流会は続けていくことに意義があるという思いを強くした一日でした。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

☆当日の会場風景

※ふくしまの食相談センターHP『現場レポート』に、詳細な報告を掲載していますので、ぜひご覧ください。

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【編集後記】

今年度も2026年3月14日(土)に「第4回 高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから」を開催する予定です。すでに会場を押さえ、来年に向けて準備が始まっています。

今年度のメールマガジンは年間10回配信予定で、視察会や学習会の報告、福島のおいしい食材などをご紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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